英国で脳腫瘍と闘う46歳の生活設計と挑戦
英国在住の46歳の男性が、脳腫瘍(グリオブラストーマ)と診断されてからの生活について語っています。手術や放射線・化学療法を受けながら、限られた時間の中で充実した生活を送るための工夫や、病気に伴うさまざまな制約と向き合う日々の体験談です。観光や旅行の視点ではなく、生活者としてのリアルな苦労と工夫に焦点を当てています。
何が起きたのか?病気の診断と治療の経緯
投稿者はグリオブラストーマという脳腫瘍と診断され、すでに手術を終え、放射線治療と化学療法を受けています。病気の進行や治療の副作用により、体力や集中力が低下し、以前のように働き続けることが難しくなりました。そのため、病気による退職申請を進め、公的年金の受給準備を行っています。
生活者目線で困る点
病気の影響は多岐にわたります。まず、運転禁止期間が法律で定められており、運転できないことで日常の移動が大きく制限されます。公共交通機関の利用や家族・友人の助けが不可欠となるため、自由度が大幅に減少します。
また、海外旅行保険の加入が非常に難しく、加入できても高額な保険料が課せられます。これは英国に限らず日本人にも驚きのポイントで、重い病気を抱えていると保険会社からリスクが高いと判断されるためです。結果として、海外旅行や長期の外出が制限され、QOL(生活の質)向上の妨げとなっています。
さらに、病気による体調の変動で仕事を続けることが困難になり、退職や年金申請の手続きが複雑かつ精神的負担となります。英国の公的年金制度や病気手当の仕組みを理解し、適切に申請する必要がありますが、その過程での書類準備や医療証明の取得は時間と労力を要します。
日本人が驚くポイント
英国での重病患者に対する公的年金や保険金の申請手続きは、日本と異なる点が多くあります。例えば、病気退職後の年金受給開始には医療証明や詳細な診断書が必要で、手続きが長期間かかることも珍しくありません。また、海外旅行保険の費用が非常に高額になるため、病気を抱えたまま海外に出ることが経済的に難しい現実があります。
さらに、運転禁止期間の法的規制は厳格で、医師の許可がない限り車の運転ができないため、生活圏が狭まることに驚く人も多いでしょう。日本では運転制限が比較的緩やかな場合もあるため、英国の厳しさは生活に大きな影響を及ぼします。
対策と現実的な落とし所
こうした制約の中で投稿者は、趣味や社会貢献活動を通じてQOLの向上を図っています。具体的には、体力に負担の少ないマラソンやウォーキング、地域のボランティア活動に参加することで、精神的な充実感と社会との繋がりを保っています。
また、公共交通機関の利用や家族・友人のサポートを積極的に活用し、運転禁止による移動の制限を補っています。保険料の高額化に対しては、医療機関や福祉団体に相談し、可能な限り補助や支援を受ける方法を模索しています。
年金や病気手当の申請については、専門のソーシャルワーカーや医療ソーシャルサービスを利用し、書類準備や申請手続きの負担を軽減する工夫が重要です。英国の制度に精通した支援者の助けを借りることで、スムーズな手続きが可能になります。
まとめ
英国で脳腫瘍と闘う46歳の男性の体験は、重い病気を抱えながらも生活の質を維持しようとする強い意志と工夫の連続です。運転禁止や高額な海外旅行保険、複雑な年金手続きなど、多くの制約がある中で、趣味やボランティア活動を通じて精神的な充実を図っています。
日本人にとっては、英国の医療・福祉制度や法的規制の違いに驚く点も多いですが、現地の支援サービスを活用し、生活の落とし所を見つけることが重要です。病気と共に楽しむ生活の工夫は、同じような状況にある人々にとって参考になるでしょう。
出典:https://www.reddit.com/r/AskUK/comments/1pu0g36/can_you_help_create_a_bucket_list_for_me_before_i/