イギリスで「何もしない日」を過ごす罪悪感と休息の実態
イギリスに住む29歳の女性が、3日間まったく何もしない日を過ごした体験をRedditに投稿しました。彼女はNetflixを観ながらソファやベッドで過ごし、外出や運動、家事もほぼせずに過ごしましたが、その間ずっと休息に対する罪悪感を感じていたといいます。この投稿には、同じように「何もしないこと」に葛藤を抱える多くの人々から共感が寄せられています。
何が起きたか:完全な無活動の3日間
投稿者は3日間、仕事も家事も運動もせず、ただNetflixの視聴に時間を費やしました。外出もほとんどせず、ソファやベッドで過ごすだけの生活です。普段はフルタイムで働きながらも、こうした「何もしない日」を設けることは珍しくありません。しかし、その間ずっと「何かしなければならない」という焦りや罪悪感がつきまとい、心の休まりは十分ではなかったと語っています。
生活者目線で困る点:罪悪感と社会的期待のギャップ
イギリス社会でも、多くの人が「休むこと=何もしないこと」に対して罪悪感を抱いています。特にフルタイム勤務者にとっては、仕事以外の時間も何か生産的なことをしなければならないというプレッシャーが強いのです。投稿者のように、家事や運動、外出すらしない日が続くと、自分の生活態度や時間の使い方に対して自己嫌悪を感じることがあります。
さらに、こうした罪悪感は精神的な負担となり、かえって休息の効果を減じてしまうことも問題です。心身のリセットが必要なはずの休息日が、逆にストレスの原因になるというジレンマが存在します。
日本人が驚くポイント:イギリスでも「何もしない」ことに罪悪感が根強い
日本の感覚では、休日にゆっくり過ごすことは一般的に許容されやすいイメージがありますが、イギリスでも同様に「何もしない」ことに対する罪悪感が広く共有されている点は驚きかもしれません。特にNetflixを見て過ごすだけの日が普通にあるという生活スタイルは、日本の忙しい都市生活者にも共感を呼びます。
また、フルタイム勤務者が数日間完全に休むことも珍しくないという点も、働き方の多様性を感じさせます。イギリスでは労働時間や休暇の取り方に一定の自由度がある一方で、個人の内面では「休むことへの罪悪感」が根強く存在しているのです。
対策・現実的な落とし所:休息の価値を再定義する
この投稿から見えてくるのは、休息の質を高めるためには「何もしないこと」に対する罪悪感を減らす必要があるということです。社会的な期待や自己評価の基準を見直し、「休むこと自体が価値ある行為」であると認識することが重要です。
具体的には、休息日をあらかじめ計画し、罪悪感を感じる要素を減らす工夫が考えられます。例えば、家事を前倒しで済ませておく、運動は軽めに取り入れるなど、完全な無活動にこだわらず心地よいリズムを作ることも一つの方法です。
また、同じような感覚を持つ人々と共有し合うことで「自分だけではない」という安心感を得ることも、精神的な負担軽減につながります。イギリスのRedditコミュニティではこうした投稿に多くの共感が集まり、休息に対する考え方の多様性が広がっています。
まとめ
イギリス在住の女性が体験した「何もしない日」の罪悪感は、多くの人に共通する問題です。忙しい日常の中で完全に無活動で過ごすことは、精神的なリセットとしての価値がある一方で、社会的期待や自己評価とのギャップから罪悪感を生みやすい現実があります。
日本人にとっても、イギリスの事情は決して他人事ではなく、休息に対する罪悪感や葛藤は共通のテーマです。休息の価値を再定義し、罪悪感を減らす工夫をすることで、より健全な心身のリセットが可能になるでしょう。
出典:https://www.reddit.com/r/AskUK/comments/1q1zjza/how_do_you_feel_about_doing_absolutely_nothing/